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ネットワークビジネス

学校の知り合いに誘われて「酵素」の話を聞きに行きました。

説明会と称するマンションの一室に知り合いとその紹介者と3人で入ると

狭いワンルームに10人くらいがギュウギュウに座ってビデオを見ていました。

空いている椅子に座ると、朗らかな雰囲気のおじさんがいきなり説明を始めました。

おじさん「この酵素を飲んで私は痩せたんですよ~」

と太っていた頃の写真を見せてインパクトを与えました。

おじさん「私は太っていて高血圧の薬を飲んでいたんですよ。それがこの酵素を
     飲み始めて痩せてくると病院に来ていた患者さんが興味を持ち始めまして、
     それで紹介すると、みんな症状が改善していったんですよ」

おじさん「例えば、鬱の人は薬を減らすように自分から言い始めましたしね、糖尿の
     人は血糖値が下がり始めたんですよ、極めつけは脊椎側弯症が治ったん
     ですよ」

:「内心(健康食品で治ったって言っちゃまずいよな~)」

おじさん「それがこの酵素なんですよ、この酵素を作ったのはアメリカで一番有名な
     日本人なんですよ」

延々続く酵素賛美

それが終わると…

おじさん「こんなに健康にいいものがなんとビジネスになるんですよ」

おじさん「他のネットワークビジネスと違ってね、これは会員を二人紹介するだけ
     なんです。そうするといいものだから会員が広がって権利収入が入って
     くるようになるんです」

おじさん「最初に15000円かかりますが、月々12000円払うだけで健康になって
     お金まで入ってくる、それはすごいことですよね~、今がチャンスなんです」

延々続く

・・・・・

説明会が終わると不思議な高揚感が溢れた一室となっておりました。

:「あの~お聞きしてもいいですか?

おじさん「なんですか?」

:「脊椎側弯症の人は治ったんですか?」

おじさん「治りました」

:「酵素を飲んで治ったんですか?」

おじさん「はい」

:「健康食品で特定の疾患が治るというのは法律に触れることと思いますが…」

おじさん「そんなことはありません」

:「いえ、薬事法に触れます」

おじさん「・・・・」

:「それにビジネスの勧誘をなさるのであれば、勧誘ということを告知しなければ
  ならないとも法律でさだめられています」

おじさん「商品の紹介です」

:「それなら、権利収入の話は必要ないと思いますが」

おじさん「・・・」

:「誰でも権利収入を得ることが出来ると仰いますが、最初に投資した金額分が
  手元に戻ってくるのはどのくらいかかりますか?」

おじさん「10人紹介すると12000円の一時ボーナスが入ります」

「10人紹介するのに、半年かかれば、それまでに75000円かかることになりますね
  そうすると、12000円が戻っても、差額は自腹を切ってることになりませんか?」

おじさん「そうならないために頑張るんです」

「法律に抵触することをして会員を広めるんですか?」

おじさん「そういうマイナス思考のひとはこのビジネスに向きません」

「マイナス思考ではなく実際に法律に触れています」

おじさん「・・・・・」

「リスクを伴わないビジネスはありません。それを説明せず美味しい話だけで
  会員を集めること自体問題です。」

おじさん「部屋から出て行ってください、あなたみたいな人はこのビジネスには
     むきません」

「ビジネスをするつもりは全くありませんが、知り合いが法に触れる行為をする事は
  止めたいと思います」

そう言って、学校の知り合いも紹介者もその場において部屋を去りました。

後日、再び消費者センターに情報提供をいたしました。

まぁ、なんの知識もなければ美味しい話だけ聞かされて、独特の高揚感に包まれて
契約してしまうんでしょうね~

ネットワークビジネスでお金が儲かる人なんて一握りだよ~

私の貴重な3時間がぁ

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鬼門

東京で「渋谷」という場所はなんとなく気が合わない場所です。

その気が合わない場所に行ったある日のこと…

いきなりおばさんに声をかけられました。

「眼に力がありますね~、今転換期ですよ~。」

:「はぁ?」

おばさん:「あなたが良くなるように力を貸してあげたいわ~」

:「用事がありますので…」

とその場を去りました。

・・・40分後・・・

もう一度同じ場所を通ると、そのおばさんに声をかけられました。

おばさん:「まぁこんなことないわ。これはきっとご縁があるってことだわ。
是非、私の話を聞いていただきたいわ。開運の占いをいたします。」

と、延々続き、駅までついてくるしつこさ。

:「占い代金はいくらですか?」

おばさん:「3000円です」

:「それなら30分だけお聞きします」

と根負けして、おばさんの話を聞くことになりました。

あるビルのパーテーションで区切られた部屋に通されました。

アシスタントと呼ばれる女性がお茶を運んできて、占いの開始です。

テーブルを挟んでおばさんと私が向かい合った形に座り、私の横にはアシスタントが
座りました。

おばさん:「姓名判断をすると、な~たらかたら、な~たらかたら…」

:「そうですか」

おばさん:「あなたね、このままだと運が開かないの。もったいないわ~
      開運のためにはあることが必要なのよ」

:「なんですか?」

おばさん:「人の運を開くのは墓相・家相・印相の三つが大切なの」

:「はあ」

おばさん:「その中でも特に大切なのは印相でね」

:「はあ(内心:開運印鑑か~)」

おばさん:「実印・銀行印・認印の三本セットになったもので、その人に合った印材で
      作るといいの。作る人もね、身を清めて40日間かけて作るんですよ」

:「はあ」

おばさん:「あなたに合った印材は翡翠ね」

:「はぁ」

おばさん:「あなたに合った数字は、600・400・240・160・80・60・40でそれに万円が
       付いた額が印鑑の代金になります」

:「払えません」

おばさん:「生命保険を解約しても、借金してでも作られたほうがよろしいですよ。
       私も、あなたのお母さんのように相談に乗りますから・・・」

:「生命保険を解約する気も、借金をする気もありません。それに母はおります」

おばさん:「それじゃ、24万円とか16万円ではどうですか?」

:「払えません」

おばさん:「貯金くらいありますでしょ、お給料日は何時なんですか?」

:「答える必要はないと思います」

おばさん:「これからの人生が変わるんですよ。本人の努力だけではどうにも
      ならない事が変わってくるんです」

:「自分の人生は自分で責任をとりますから」

おばさん:「時というものがあるんですよ。今日お逢いしたのには意味があるんですよ」

:「(こういう勧誘には乗ってはいけないということでは意味があったか…)」

おばさん:「アフターフォローもいたします」

:「いりませんから」

おばさん:「お金あるんでしょ」

:「そういう言い方をすると、印鑑を売りたいだけなんでしょってなりますよ。」

おばさん:「私はあなたのことを思って言ってるんですよ。この気持ちわかって
      いただけませんか?」

:「占いだけで十分です。ありがとうございました」

と席を立とうとすると、隣りに座ったアシスタントが泣き落としにかかりました。

アシスタント:「先生がここまで仰るのはないことなんですよ。それだけあなたの
        事を思ってくださってるんですよ、それがわかっていただけませんか?」

:「お気持ちはありがたく受け取ります。ありがとうございました」

その部屋を後にして、エレベータに乗り込むとアシスタントが追ってきました。

アシスタント:「お見送りさせていただきます」

:「どうも…」

エレベータの中では無言で過ごし、入っていったビルを後にしました。

ビルに入ったのは18時30分、出たのは22時。

疲れた…

後日、消費者センターに霊感商法の情報提供いたしました。

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聞いて欲しい???その2

聞いて欲しい??? に登場した33歳バツイチ女性…

その後の連絡は…

「最近、知り合った人がいるんだけど、その人は私のことどう思ってると思う?」

・・・・・・はぁ?

「いつ知りあったの?」

「先週の土曜日(6月5日)・・・」

電話があったのは6月7日の月曜日

それで、相手がどう思ってるかって

「相手がどう思ってるかなんてわからないけど」と私

「ん~でもね、身体の関係あるんだよね」

・・・・・・・

「前は真面目そうに感じたんだけど、今日は真面目そうに
感じなくて、身体だけが目的なのかなって不安になったんだ~」

「身体だけなら、止めたほうがいいと思うんだけどね、相手がどう思ってるか
わからないから、聞いてみたんだ」

聞く相手が違うんじゃ??

「ところで、あなたは、どう思ってるの?」

「年が離れてるから絶対にナイナイナイと思ってたし、身体の関係になったら
都合のいい女にされるような気がするんたよね。」

「そう思うなら、やめたら」

「ん~でも好意はもってるんだよね」

「それなら、自分で考えたら…、相手の気持ちは相手に直接聞いたほうがいいよ」

そう言うと、ガッカリしたような声で

「うん」

と一言だけ言って彼女は電話を切りました。

電話が終わった後に、私は疲労感に襲われていました

着信拒否にしよう・・・・

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聞いて欲しい??

何故か相談事をされることが多いです。

バツイチ子持ちの友人からメールが届きました。

「こんばんは、今、割り切るつもりでも彼に甘えてしまってるんだけど、
止めた方がいいかな?」

一読して???

で、私にどうしろと?

元々は、同じ職場の友人だった人に「好き」と告白したらも相手も「好き」
言ってくれたもんで、彼女は『恋人だ~』と盛り上がり、恋人ならこうするよね~
接していて、相手が自分の思い通りに動いてくれなくて不安になってメールや
電話を散々してたら「用も無いのに連絡しないで欲しい」と言われ…

そのときのメールが「用も無いのに連絡しないで欲しい」と彼にいわれたけど
嫌われたのかな

私は状況が全く読めず「いきなりそう言われた訳じゃないでしょ?何があった?」
と聞いたら前述のような状態で…

その後、彼から「重い」と言われ、ギクシャクしてたけど職場の飲み会で
彼が話しかけてくれたから話すようになって…

そのときのメールが
「彼が話しかけてくれるんだけど、どう接したらいい?」

はぁ~~

話しかけてくれるんなら話せばいいんじゃない?と返事をしたものの
???

その後、「彼は自分の思い通りにしたい人だから、私が上の立場にいないと
身が持たない
」とメールが届き…

しばらく、連絡がないな~と思っていたら冒頭のメールがいきなり届いたと…

仕事が忙しくて疲れていた私は

「割り切るつもりと書いてあるけど、割り切れるの?」
「彼のことが好きだから、甘えてるんじゃないの?」
「止めた方がいいかな?って聞いてるけど、私が止めたらと言ったら
止められるの?」

と書いたなら、一切連絡がなくなったわけです。

相談事を受けるのは苦痛じやないけど…

人に判断を任せるのは、自分の人生に無責任じゃないかな~と思うわけです。

そりゃ、聞きたいときだってあるでしょうけど。

なんかのときに、背中を押してもらったり、認めてもらうのは嬉しいんだろうけど…

相談した相手が自分の思い通りに答えてくれる訳でもないし…

彼女は私に何を求めてたんだろう??と珍しく週末日本にいる私は思うわけです。

ただ聞いて欲しかったのかな???

んでも、33歳。

自分で考えようよ~

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